よくあるご質問
デベロッパー様
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- 手間が掛かって収益も少ない定借事業より、土地を仕入れて分譲したほうが儲かるのでは?
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従来の宅地分譲は、坪50万円の土地を300坪、1億5千万円で購入し、宅地造成に2千万円掛けて開発道路などを入れて6区画に住宅を建築するというケースがほとんどでした。土地+建物を4,500万円/棟で分譲すれば2億7千万円の売上になるという商売です。立地条件が良く、収入が安定した対象顧客の多い地域で、手頃な値段であれば売れ残ることなく、予定した利益が短期間で確保できていました。
しかし家を購入する潜在客層が先細りし、収入の先行きも見通せない時代になって、立地条件のいい土地を仕入れるのは競争も激しく、売れ残りのリスクは高まるばかりです。リーマンショックで多くのマンションデベロッパーが破綻したことが、戸建て住宅でも繰り返されるでしょう。そんなビジネスをまだ続けますか?
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- 土地を所有しない住宅は、将来資産価値がゼロになるから買う人はいないのでは?
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見た目も建物性能も従来の建売住宅地と同じで、土地の所有権だけが地主に帰属して、単に「土地を買わなくていいから、安く戸建て住宅に住めます」というコンセプトの分譲だったら、30年後に資産価値は限りなくゼロに近づくでしょう。そのような住宅ばかり日本中に増えていきました。だから空き家が増え、中古住宅の流通も日本では育たないのです。
私たちが提案する英国式リースホールドの宅地開発は、建物の配置計画から外観のデザイン、ランドスケープデザインや長期にわたる維持・管理の仕組みまで、英国や北欧の実例に学ぶことで、将来にわたって魅力と需要が続くのです。住宅・不動産業界のプロの人たちの固定観念を大転換することで、住宅市場はレッドオーシャンからブルーオーシャンに変わるのです。
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- 長年経験してきた宅地開発とは何が違ってくるの?
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基本的に、従来の宅地開発のように、各戸に車が進入するための「開発道路」や「位置指定道路」などを入れて宅地を細分化する区画ゾーニングは行いません。
宅地設計自体が従来と異なるので、これまで付き合ってきた土木設計の会社では設計思想が理解できず、私たちのチームがコンセプト作りから設計支援を行います。
イメージとしては小規模な宅地で『一団地認定制度』を利用して、良好な住環境を一体でつくる計画です。
区分所有の分譲マンション群が、しっかりとした規約と管理組合、修繕積立金などによって、環境を維持するように、土地と建物の所有を分離した低層の木造マンション(テラスハウス・タウンハウス)の分譲だと考えるのが、イメージしやすいでしょう。