こちらのサイトでは、英国の地主や自治体に学ぶ、100年以上の実績のある本家本元の「リースホールド」を、ここ日本で事業化したい地主や法人のための情報提供とコンサルティングを行います。
土地活用の新しい提案
リースホールドとは?
人口減少が始まり、産業構造の変化によって広い土地を使用していた事業所やお店が、海外移転やネット通販に置き換わっていく時代になりました。土地神話があった時代のような”地価の上昇”はすでに見込めず、活発に出店していた大型商業施設やコンビニも、もはや飽和状態で需給関係は逆転、これから「土地余り時代」が加速化していきます。
土地を所有していることは、それが大きくなるほどお金を生む「正の資産」というよりも、リスクが大きくなる「負の遺産」となりつつあります。暫定利用として駐車場としての利用も、将来の相続税支払いには物納も出来ず、手持ちの現金や資産売却で、相続税を支払うしか選択肢がなくなります。これまで最もポピュラーな”相続税対策”の、借金による賃貸住宅経営も、空き家の増加と人口減少で、社会問題になるほどリスクが高まり、もはや有効な解決手段ではなくなりました。
平成天皇が、婚約当時の美智子妃殿下(現上皇后)を迎えた五反田駅近くの通称池田山にあったご実家の正田邸は、日本の相続税の矛盾と課題の象徴的な事例として有名です。日清製粉グループの会長だったお父様が1999年に亡くなり、相続税が現金で支払えず、財務省に物納、大正時代に建てられた立派な建物は解体されました。今は品川区が公園として管理しています。美智子上皇后の長兄は当時日銀の理事、次兄が日清製粉の社長を継いだという、日本でも有数の富裕層でした。にも関わらず資産の中で現金化出来る「自社株」は企業防衛のため売却するわけにはいかず、文化価値の高かった邸宅は、保存運動の甲斐なく無残にも取り壊されたのです。
土地の所有と建物所有を切り離し、長期に亘るリースホールドを利用した低層住宅の不動産経営は、相続税評価を圧縮するだけでなく、固定資産税や都市計画税もそれぞれ6分の1、3分の1に下げて、税負担を大きく軽減します。その上静かな住環境と良質な近隣コミュニティをつくって、先代から受け継いだ土地を長期に亘って活かすことが可能な事業です。
そのためのノウハウを私達専門家が提供いたします。